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藤原道長 栄達までの道 Vol.1 【光る君へ】

ドラマ

こんにちは。あまねです。

大河ドラマ「光る君へ」は、道長の父、藤原兼家の最期が迫る

4月7日放送の「光る君へ」では、摂政の藤原兼家が亡くなり、長男の道隆(井浦新)が後継者として権勢をふるっていきます。その陰で後継に指名されなかった道兼(玉置玲央)は納得いきません。

まだ同じ正妻の母から生まれた二人の兄がいる道長(柄本佑)。年も若くして公卿ではあるものの兄たちにはかないません。

しかし逆玉の輿ともいえる、2歳年上で当時の左大臣・源雅信の娘である倫子(黒木華)と結婚、着々とうしろだてを固めます。
ドラマでも父兼家にたびたび期待の言葉をかけられ、政治理念やお家を守る心得を諭すなど、道兼などとは違う扱いをされています。
道長より13歳年上の長男道隆を後継にしつつ、病などで簡単に亡くなる時代ですから、家の隆盛を大事にする兼家にとって優秀なスペアは何人いても困りません。表立った野心を見せない道長は兼家にとって、実は最も期待している権力者候補だったかもしれません。

史実は、道隆、道兼が亡くなり、道隆の嫡男の伊周との権力争いに勝って政治の頂点に立つことに

ドラマではまだ若い段階なので、まひろの望んだ「民を救う政(まつりごと)」を実践しようとするも、認知症になったかと思いきや正気になった兼家に「おまえの考えはずれている」と言われる道長さまです。

道長は紫式部(まひろ:吉高由里子)の書いた「源氏物語」の主人公、光源氏のモデル!かもしれない

これは有名な話ですね。ドラマで今週、倫子の腕に抱っこされていた赤ちゃんは、将来一条天皇の后となる彰子ですが、彰子の女房として紫式部は宮中に仕えました。

光源氏は公卿の息子の道長とは違い、父が天皇です。母、桐壺の更衣の身分が低いために臣籍降下した皇子なのです。
しかし、臣になった為に、立場的には道長と同じになり、色々あった末、最高権力者といえるようになります。
源氏物語には主人公の名前が書かれてなく、通称で「光る君」、臣下としての姓が「源氏」であったので「光源氏」です。源氏の姫を正妻にしている道長がモデル説は、この辺が根拠でもあります。

まとめ:道長はこれからドラマでも出世していく

道長の栄達への道は、ドラマではまだ始まったばかりです。ドラマの主人公まひろもまた、紫式部となるまでは遠い段階です。
これから、史実に沿って道長の出世は描かれると思いますが、前回土御門の屋敷で4年ぶりに偶然再会したまひろと道長の関係は、あくまでもドラマのフィクションです。特にこの時代の女性については記録は非常に少ないので、人柄などが多少記録されている男性に比べて性格付けなども推測に過ぎません。

ドラマは大いに楽しんでいいのですが、そこは鵜呑みにしないようにしましょうね。

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