こんにちは、あまねです。
今年の七夕は東京都知事選挙です。
今回の都知事選はカオス
もちろん、いい意味で競争が激しいとかいう意味ではありません。
- 候補者多すぎ!
- ほとんどの候補者にまじめな政策や選挙公約がない!
- 税金の無駄遣い
ごくごく簡単に表現しますとこのような感じです。
実は私は都民なので、有権者です。選挙は毎回きちんと投票するようにしています。
でも今回はあまり行きたくありません。なぜならあまりにバカバカしいから。
まだ投票前なので、候補者名などは出しませんが、実質3~5人程度の後者の争いと思われる今回の都知事選ですが、なぜこのように候補者が多いのでしょうか。
東京都知事選の立候補にかかるお金
現在の公職選挙法では都道府県知事選挙には、300万の供託金が必要です。ちなみに、参議院選挙は選挙区に立候補するには300万円、比例代表には600万円という金額が必要になり、一個人で立候補するのは高いハードルとなっています。
また、東京都知事選に立候補するには、供託金と併せて以下3つの条件があります。
・日本国籍をもっていること
・満30歳以上であること
・300万円の供託金を用意すること
供託金は、自身に有効投票総数の10分の1の得票に満たない場合、没収されます。
この制度は、候補者が乱立しないようにするための制度だそうです。
しかし、今回は全く有効に働いていないようです。
都知事選は首都の知事であるため、他府県より注目度が高いので、毎回、正直言っておかしな人が多数立候補してしまいます。
ただ今回は候補者が56人もになっており、掲示板の板も足りない始末。
その原因の一つはこれです。
13人を擁立するNHK党
このすべての候補は供託金が返ってこないと思われますが、その額3900万円。
しかも、ポスターの掲示板ジャックをして、そのスペースに候補者のポスターはほぼ貼られていません。一万円で売りに出すという、想定外の行動に出たからです。
今まで誰もこのようなことをしたことがないため、法律にも定められていなく、ある掲示板には何も貼られず(買われていない)、ある掲示板には買った枚数分の全く選挙と関係ない写真や絵が貼られました。
このスペースを買う人たちはどういう人か
マスコミは早くからもちろんこの人たちを取材に走ります。
- 子ども(幼い孫)の写真を貼る人・・・見せたがり屋?
- 自分の仕事のアピール・・・地下アイドル的な方、例えばメンタリストなどの商売をしている方の宣伝目的
- ホストなどの客商売の人
これらをテレビで見ましたし、実際私の行動範囲の掲示板にありました。
ただ、何も貼られていない方が多い感じがします。一方、届出が遅かった候補者は掲示板の数が足りないために今回初めて、クリアファイルに入れたポスターを自分で板の端にくっつけるという、なんともお気の毒な対応となりました。
ファイルはペラペラなので大抵曲がってしまって、そのままではポスターが見えません・・・
特に見たいポスターでもないのですが不公平ではありますし、貼っていない箇所がNHK党はもちろん他のスペースにも多くて、意味ないなーという感じです。一説には、NHK党による掲示板という制度をやめさせるための行動とも解釈できますが、なんか街が汚い感じがして、2週間とはいえ勘弁してというのが本音です。
供託金を払ってはいるにしても、家のポストに届けられる選挙公報の内容もめちゃくちゃです。
消費税をただにする、都営線や都営バスを無料にする、すべての国民(都民ではない)の借金・住宅ローンなどを帳消しにする、などなど実現不可能なことばかり。
投票日も迫っていますが、一体どのようなこころもちで投票すべきか、迷っております・・・
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