医食同源、毎日の食事は旬の食材で、お得に美味しく食べたい
菜の花は、子どもの頃は苦くてあまり好きではありませんでした。でも大人になって、季節をしみじみ感じたり、昔はただ苦かったようなもののうまみを理解できるようになった気がしています。
年をとると舌が鈍くなって、嫌いだったものが食べられるようになる、とか聞いたことがあるんですが、なんか老化で”鈍く”ってのが後ろ向きじゃありませんか？
菜の花をおしゃれに料理して、オトナの情緒を味わいましょう。
「菜の花のパスタ」レシピ：有元葉子さんに教わります
有元葉子（ありもとようこ）：料理研究家。シンプルなレシピとセンスの良い暮らしぶりが世代を超えて支持されている。
材料（2～3人分）360㎉、調理時間約20分
菜の花：１わ（200g）
スパゲッティ：太めのタイプ、200g
にんにく：みじん切り１かけ
アンチョビフィレ：5～6枚
赤唐辛子：１，2本
塩・オリーブ油
- 菜の花はたっぷりの冷水に1時間ほどつける（調理時間外）その後、水けを拭いて茎の堅い部分を切り落とす。
- 鍋に湯を沸かし、塩を入れ、スパゲッティを投入し表示時間茹でる。
- 茹でている間にフライパンにオリーブ油大さじ二杯とにんにくを入れて火にかけ、弱火でにんにくを炒める。色づいて香りが出たらアンチョビを加え、ちぎった赤唐辛子も入れて炒める。
- スパゲッティが茹で上がるタイミングで菜の花を加え、中火でさっと炒める。
- 湯を切ったスパゲッティを加え、フライパン全体をあえる。
- 器に盛り、オリーブ油を適量回しかける。
まとめ：菜の花だけでも春を存分に感じられる素直な一皿です
菜の花はオトナの春の味。春の一時期にしか出回らないので、今のうちに食べたいところです。
現在の価格は、一わ（約200g、そろえて紙に包んであったりするもの）が200円〜400円程度です（東京23区内大手スーパー）常にある野菜ではないので、価格の変動もあります。
今回はあえてシンプルに菜の花オンリーでしたが、しらすやあさり、ホタルイカなど、合う食材も多いので、アレンジも楽しめますね。
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