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【光る君へ】道長栄達までの道Vol.2‐まひろがまだ好き!

ドラマ

こんにちは、あまねです。
大河ドラマでは、識者の方々がネットにたくさん検証記事を載せてくださるので、こちらではドラマに沿って、お話を分析したいと思います。

悲田院で疫病にかかった人々の看病をして、倒れてしまったところを道長に助けられたまひろ(吉高由里子)
為時やいとが困惑する中、道長(柄本佑)の徹夜の看病で回復しました。道長はまだまひろを忘れていなかったのですね。

明け方出迎えた倫子に、「明子さまでも私でもない誰かが、殿のお心にはいる」と見抜かれてしまっていましたね。倫子さま、そのあとの笑みが怖かったですー!赤染衛門(凰稀かなめ)も思わず絶句してました。なんの笑いなんでしょうか…

道長は出世欲はなく、家を大事にし良い政をしようと努めている

現在の道長は、一家の長男道隆が専横を極め、疫病対策もせず民を見殺しにしていることに、強い危機感を抱いています。道長は父の兼家に、家の為に行動するよう遺言されていました。心が折れた次兄の道兼を、幼い時からいじめられていたにも関わらず支えて立ち直らせたのは、道兼の言葉を実行しているのだと思えます。道兼も道長の説得で、ようやく自分を取り戻し、「汚れ仕事は自分の役目」と自ら家の為に働こうとします。

ただ、兼家は「民のことなど考えなくていい」とも言いました。でも道長が疫病対策などに奔走するのは、やはりまひろとの約束、直秀のことなどを忘れていないからでしょう。

また、倫子との間に生まれた娘、彰子について「この子は俺に似てぼんやりしている」といい、入内はさせないと話し合っていました(史実ではいずれ入内させて天皇の后にする)

娘を入内させ、天皇の縁戚になることは権力者になるための必須事項であるため、そういうつもりはないことがわかります。

権力者が代わるとき

ドラマでは、道隆(井浦新)が具合悪そうになっています。道隆はお酒がとても好きだったようで、糖尿病で亡くなったという説があるそうです。道隆の独裁ぶり、身内びいきには周りの反感が高まっていて、道長の苦言も聞き入れないので、道長はストレスが溜まっていますが、道隆のおかげで大納言の地位にいることも確かです。

今後、道隆、道兼は亡くなり、藤原家の行く末は道長が担うことになるのですが、その前に道隆の息子、伊周と権力争いをします。甥をねじふせて自分が実権を握ろうとする、その事実を考えると道長の心境は現時点と大きく変化するはずです。

まひろの言う、自分に与えられた使命「権力をもつ者としての身分を捨てず、よい世の中をつくる」ということを、まひろへの愛の証明のように果たそうとしている道長ですが、兄たちをたてて動いていたのが、兄の死後は自分が担うと考える、その過程は興味深いです。

まあ、甥の伊周も、おじさんに対する態度はかなり上からで、かわいくなかったですけどね。

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