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【光る君へ】従者オトマルとモズヒコ

ドラマ

こんにちは、あまねです。

各所に平安人気を再燃させている大河ドラマ「光る君へ」。お話は藤原道長が権力を得、まひろはまだ自分の生き方を模索している段階ですが、今日はこの二人の行くところにいつもついている、従者の二人について調べてみました。

従者はとにかくご主人様に忠実!身分は庶民

大河ドラマ「光る君へ」第17話。百舌彦(本多力・左)と乙丸(矢部太郎)(C)NHK© (C) スポーツニッポン新聞社

まひろ(吉高由里子)の従者は乙丸(矢部太郎)と呼ばれています。これはドラマで付けた名で、平安時代の女性に名前がないのと同様、従者の存在はあっても、呼び名の記録はありません。
従者は、貴族の家にお仕えする庶民が多いです。ただ、「源氏物語」にはいつも光源氏の外出に付いて女君への手紙を届けたりする従者に「源惟光」がいます。彼は光源氏の乳母の子どもで、「源氏物語」では人物の名をはっきり示すことがなかなか見られない(そもそも主役の光源氏の名前がない!)中で、姓名の出ている人物です。

光源氏は臣籍降下していますがれっきとした帝の子どもなので、道長のような貴族よりさらに上の身分と言えるので、従者も庶民ではないのかもしれません。

ただ、従者の格はどうであれ、仕える主人への忠誠心はみな高レベルです。

乙丸は弱いが能力はある

乙丸を演じているのは、漫画「あばあちゃんと僕」で有名なお笑い「カラテカ」の矢部太郎さんです。

矢部さんは現在47歳。気象予報士の資格や5か国語を勉強している才人でもあります。
身長が158㎝、体重41㎏と小柄で、まひろの従者としてもひ弱なイメージです。

殴られて失神しても追いつく

かつて、まひろが散楽の仲間と誤解され、取り締まりに遭った際、乙丸はまひろを捕まえようとする者の間に割って入り、「姫様に何をする!」と叫びました。があっけなく殴り倒され、気を失います。

「乙丸!乙丸!」と叫ぶまひろを駆けつけた道長が連れ去って逃げ、乙丸は取り残されます。

しかし、道長とまひろが逃げた先に後で乙丸はちゃんと追いついてきて、「姫様~置いていくなんてひどいですよ~」と嘆きます。なんで追いつけるんだ?と思ったのですが、道長の従者百舌彦も従っていて、乙丸を助け起こして一緒に来たのかもしれないです。

乙丸は百舌彦(もずひこ:本多力)と仲良し!まひろの友人、さわの従者とも楽しそうにしていた。

百舌彦役の本多力さんは45歳。舞台中心の俳優です。実家は京都のお寺だそうで、学生時代に大学内の劇団に入ったことから役者になりました。
「翔んで埼玉」や「身代わり忠臣蔵」などの映画、「家政婦のミタゾノ」など、テレビドラマも大変多く出演されています。

道長の従者、百舌彦はいつも道長の無茶ぶりに「え~」という感じをほのめかしつつも、言いつけに従う、やや軽めのキャラです。乙丸に会うと嬉しそうに話し、まひろに「百舌彦なの?おまえも悲田院で私を助けてくれたのね?」と話しかけられると、照れくさそうにしていてかわいいです。

馬に乗って移動する道長に走ってついていかなければなりませんし、乙丸より体力はありそうですが、あまり思慮深くはなく、乙丸のように意を決してまひろに道長のことを告げるようなことはないです。

でも二人とも主人に非常に忠実で、これからもまひろや道長を助けてくれる場面を期待します。

道長やまひろのプライベートな行動の場でしか出ないと思いますが、このドラマの癒しの存在です。

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